2016年7月31日日曜日

第38話 鹿児島のちょっとした歴史~かるかん~


今回は鹿児島のちょっとした歴史をご紹介します。

ただし!

私が知っている程度の事と十分にご承知の上でお読みください。


真っ白で、ふわふわしてて、そしてほんのり甘くて…
鹿児島を代表する銘菓。
それは…

こちらです!


そう、かるかん。漢字で書くと“軽羹”です。結構難しい字ですね~。
お土産としても人気が高く、置いていない土産店はないくらいのポジッションを維持し続けています!
                                                                                    
白い部分をかるかんと言い、丸い形で、中に小豆餡が入っているものを正式にはかるかん饅頭といいます。でも皆、小豆餡が入っていようとなかろうと、かるかんって言ってますけどね。


このかるかん、かるかん自体は以前からあったそうですが、今のかるかんは島津斉彬が明石市出身の職人を連れてきたことから始まったとされています(だから、かるかんで有名なあのお店はこの名前なんですね)

それにしても以前のかるかんってどんなだったんでしょうね。

毎年、仙巌園横の鶴嶺神社ではかるかん奉納祭も行われているそうです。鹿児島の歴史の一つとして大事に扱われているなんて驚きです。


かるかんは生菓子で、基本的に日持ちがしません。しかし、最近では少しでも日持ちがするようにパックされたかるかんもあります。それ以外にもいろんな味のかるかんが作られたり、逆にかるかん味の食べ物が作られたりと進化を続けています。
レンジやオーブントースターで温めて食べるのもおいしいそうですよ!

以上、鹿児島のちょっとした歴史でした!


※ちなみに、ここでは明石屋のかるかんを用いていますがかるかんを作っているお店はたくさんあります。

2016年7月9日土曜日

第37話 日本最南端の○○○


鹿児島は日本本土(島を除く)でいうと最南端。という事で色んな“最南端”があります。



その中でもわりと鹿児島市の中心部にある、とある最南端のもの。それは…

日本最南端の電停です!

鹿児島市の谷山電停がそうです。



JRの駅ではないですよ!お間違えの内容に!!
市電です。東京で言う都電でしょうか。




鹿児島市電は谷山―鹿児島駅前の間で運行しています。その発着・終着電停である谷山電停。最南端です!

市電運行開始から100年が経った数年前、谷山電停にこんな碑が建立されました。
それがこちら!!




数年前というだけあって、わりとまだキレイです。
こんな碑が建てられたらちょっと谷山電停の存在価値が上がる感じがしませんか?
とはいえ、大して大きい電停というわけではありません(そもそも大きい電停ってないか…)。電停内にあるものと言えば、運転手さんの休憩所みたいな所と月に数日開く定期券販売所、トイレ、そして最南端の電停の碑。


旅行で谷山電停に行くことってそうないと思います。
でも、もし機会があったら最南端の碑を確かめてみても面白いかもしれません!

行きやすい場所にあるので、気が向いたら是非見てみて下さい☆



ちなみに…
日本最南端のJR駅も以前ご紹介しています!